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明かりをつけましょぼんぼりに~♪
おひなさまは過ぎましたが、『ひなの宴』を開催中の香楽には、
連日たくさんのお客様にお出かけいただいております。
みなさまに愛でていただき、香楽のおひなさまは、
とっても幸せそうなお顔をしていらっしゃいます。
本当にありがとうございます。
さて、今日はそんな『ひなの宴』にご来店いただきました、
とっても可愛いお客様(きこちゃん)のお話です。
きこちゃんは、小学校4年生。
ロングヘアーがお似合いのとっても愛らしい聡明なお嬢様です。
これまた、ハンサムな弟くんとも仲良しの優しいお姉さんです。
香楽には、ご両親様をはじめ、ご両家のおじいちゃま、おばあちゃまと
皆さんでお出かけくださいました。
(ちなみに・・・一族の皆様、美男・美女の素敵なファミリーです。)
さて、そんなきこちゃん。
とってもとってもとっても、手先が器用でらっしゃいます。
お食事の合間に、折り紙でおひな様を作ってプレゼントして下さいました。
ご覧くださいませ!
とっても、素敵でしょう?!
このおひな様は、な、なんと、折り鶴でできているのです。
それも、小指の爪よりも小さな小さなサイズです。
わたくしなどは二つ折りをするのも一苦労の小さな小さな折り紙(1.5㎝X1.5㎝くらいでしょうか?)で、ひとつひとつ鶴を折り、作ってくださいました。
お内裏さま、おひな様、三人官女、そして五人囃子まで・・・・・・ 屏風ももちろん手作りです。
おわかりになりますか?
金銀の鶴でも通常の折り紙のサイズより小さなものです。
実は、このように並べるのにはわたくしの手ではおおきすぎ、
ピンセットが必要だったのですよ。
100円玉と比べてみますと、
折り鶴の大きさがいかに小さいか
さらに、おわかりいただけますでしょうか?
わたくしはじめ、女将さん、従業員一同、本当に感動いたしました。
やはり、この可愛い「きこちゃんのおひな様」は、お客様に是非愛でていただきたいなと思い飾らせていただきました。
ご覧になられましたお客様は、みなさま感動されています。
香楽のおひな様よりも人気なのです。
大切に保管して、来年もお飾りさせていただきますので、
きこちゃん、是非見に来てくださいね♪
素敵なおひな様をありがとうございました!!
またまたご無沙汰してしまいました。
みなさま、お変わりございませんか?
私は、今年は花粉症がひどく苦しみ気味です。
お座敷でくしゃみが出ないように出ないように・・・
毎日祈るようにおつとめしております。
さて、来週は3月。
3月に入るとすぐに桃の節句~おひなさま~ですね。
香楽では、25日から恒例の「ひなの宴」が始まりました。
今年は、3月15日まで開催しております。
香楽秘蔵のおひなさまを愛でていただき、
その後、「ひなの宴」のために特別に料理長がおつくりする
おひな懐石をお楽しみいただきます。
おひな様は、二部屋におよび、
有職のおひな様をはじめ、数々のおひな様がお客様をにぎやかにお迎えです。
本来は、女性のおまつりということでお昼席のみでしたが、
せっかくならご家族で、男性もおひなさまをお祝いしたいな、
などのたくさんのリクエストをいただいたため、特定日は夜席もさせていただきます。
おひな様方もみなさまにお目にかかれますこと楽しみに、
お出かけいただけますことお待ちしております。
なお、詳細はお問い合わせくださいませね。
立春も過ぎ日差しが春めいてまいりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
1月末より何かとあわただしくバタバタとしておりましたら、
アップデートがずいぶんと遅くなりましたことお詫びいたします。
(一部の皆様には、ブログを楽しみにお待ちいただき本当にありがとうございます。
マイペースではありますが、これからも頑張って続けて参りますのでご愛読お願い致しますね。)
さて、2月3日は節分でした。
皆様は豆まきをされましたか?
香楽ではお客様にも豆まきをお願いしています。
各お部屋で「鬼は外、福は内」、「鬼は外、福はうち」と威勢良く豆まきです。
お客様は、どなたかを鬼に見立ててお豆も投げられたり、
お部屋の天井に向かって投げられたりと、みなさま子供のように楽しまれていました。
昔から、節分は立春(お正月)の前日ですから大晦日で、
新しい一年を迎える前の厄よけとして豆まきをしてきたそうです。
「鬼は外・・・・」香楽もお客様もしっかりと「厄払い」できているといいのですが。。。
そして2月4日は立春。
香楽の今のお献立では、最初のお向付に「立春大吉」のお札と柊がついています。
お客様から、どうして「立春大吉」なの?と質問をいただくのですが、
みなさまはご存じですか?
立春の早朝に禅寺では厄除けのために門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があり、
この文字は、縦書きにすると左右対称となり一年間災難にあわないというおまじないだそうです。
日本料理は、食材だけでなく、器からも季節感を味わうものです。
そして、色とりどりの器や盛りつけ、あしらいなど、目で楽しんでいただけます。
香楽では、節分前後にはこうして「立春大吉」をかかげて、
少し早い暦の上での春の訪れを感じていただくとともに、
禅寺の慣習にのっとり、お客様が一年間災難に遭われることなくお過ごしになれますように・・
という願いをこめています。
ほんの小さなことですが、器にもお飾りにも季節感そして意味があり、
ささやかながら、私どもの思いもこもっています。
次回、お食事にお出かけになられます折には、
そのような角度からも目で楽しんでいただき、
お食事をお楽しみくださいませね。
また新年ネタなの?と、お叱りを受けそうですが・・・
先日のとある新年会のお席は、名妓連のお姉さん方が入り、
大変華やかなお席でした。
お座敷前に、ニコリ。
(左から)
舞子さん、ひとみさん、
小華さん、きく若さん、
きく一さん、笑子さん
みなさん、お綺麗ですね。
おねえさん方は、お客様へのお酌はもちろん、
何より、お話が面白い。 お客様との絶妙な会話のやりとりで、
大切なご宴席をそれはそれは盛り上げて下さいます。
そして宴もたけなわのころ、「お座つき」と言いまして、
踊りなどの芸をご披露くださいます。
(お座敷によっては、お客様のご希望により
特に踊りなどはご披露されずにご接待のみの場合もあります。
基本的には、お客様のご要望に応じてお座敷をおつとめされています。)
みなさん、伝統文化を守り伝えていくため、
芸事のお稽古を熱心に日々精進されています。
(上)男っぷり?のいい舞子さんと艶っぽいきく若さん
(上) 決まっています、笑子さん
最後は全員で踊って
「おめでとう!」
最後に、芸者さんも日本の大切な伝統文化です。
舞子さん、芸者さんと言いますと、皆様京都の祇園を一番い思い浮かべられますようですが・・
名古屋にも素敵な芸者さんがたくさんいらっしゃるのですよ。
どうぞ、ご贔屓におねがいします!
お座敷に芸者さんをお呼びになる場合は、
料亭にお申し付けいただくのが一番いい方法かと思います。
お気軽にご相談くださいませね。
先日、香楽では「初謡会」が催されました。
「初謡会」とは、能楽師の先生のもとで「お謡い」や「お仕舞い」をお稽古されておりますお弟子さん方が、
新年になり初めての「謡いはじめ」「舞いはじめ」をされる会です。
香楽では、今年初めてこの会をお迎えさせていただきました。
お能といいますと通常は能楽堂のようなお舞台でなさるものだとばかり思っておりましたが、
先生のアイディアにより、香楽の大広間でも、能舞台を再現?することができました。
お舞台と観客席のあいだは、竹のケッカイで仕切りをつけましたので、違う空間ができました。
先生のお教え通りにお部屋も設定しましたが、何分、初めての試みでしたので、このような形で使い勝手がいいものか、お舞台の無いお部屋でご不満は出ないか、観客席が近いので、やりにくいのでは?などなど、実は色々と心配をしておりました。
でも、わたくしの心配をよそに・・・
皆様は、日頃のお稽古の成果を大いに発揮され、
大熱演で素晴らしい番組の数々でした。
「高砂」をお二人で連吟なさいました。
日頃から、よくお稽古をなさっていらっしゃるのでしょうね。
本当に素晴らしいお声でした。
そして、「初謡会」の後は・・・・・みなさま、お楽しみの宴会です。
お稽古場が名古屋だけにとどまらず全国区でいらっしゃいますので、
おひとり、おひとりが自己紹介や近況報告・新年の抱負のお話などもされて、
とても和やかに、そして、盛り上がったご宴席であったことは、
書くまでもありません。
ありがとうございました!
「お能」と言いますと、どうして高尚で近寄りがたいイメージがありますよね。
実際にご覧になられたことがない方もとっても多いようです。
たしかに、舞の動きはすり足で円も描くように静かに舞われることが多いですし、
一曲の中にはなはだしい緩急もないのでとっても静的な印象です。
(だから、眠くなっちゃう・・・という方も多いのかもしれませんね~笑)
歌舞伎のように派手な動きも台詞もないですし、お囃子も歌舞伎とはまた違います。
シテやワキなどの登場人物は、お謡いを謡うことによって、その人物を演じられています。
お能のお囃子は、能管、小鼓、大鼓、太鼓の四拍子です。
お三味線などが入ることはありません。
ややお地味な印象の伝統芸能のお能ですが、
(観阿弥・世阿弥さんに叱られてしまいますね)
一度ご覧になると、ストーリーもあり、一曲の中で緩急もあり、
面(おもて)や装束の美しさ、など、
「能のイメージ」が少しは変わるのではないかな?と思います。
お城の前の能楽堂や、名古屋駅前の夏の薪能など、
一度ご覧になりにお出かけになってみてくださいね。
私は、とても素晴らしいものだと思います。
そして、香楽では、
鎌倉・室町から続くこの素晴らしい伝統文化を守っていらっしゃる
皆様のお力に少しでもなれればと、
(さすがに能舞台までは作れませんが・・・)
またのお越しをお待ち申し上げま~す(笑)
もし、お謡いやお仕舞いのお稽古にご興味おありの方がいらっしゃいましたら、ご連絡くださいませね。