名古屋市東区主税町の料亭香楽をご案内します
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立春も過ぎ日差しが春めいてまいりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
1月末より何かとあわただしくバタバタとしておりましたら、
アップデートがずいぶんと遅くなりましたことお詫びいたします。
(一部の皆様には、ブログを楽しみにお待ちいただき本当にありがとうございます。
マイペースではありますが、これからも頑張って続けて参りますのでご愛読お願い致しますね。)
さて、2月3日は節分でした。
皆様は豆まきをされましたか?
香楽ではお客様にも豆まきをお願いしています。
各お部屋で「鬼は外、福は内」、「鬼は外、福はうち」と威勢良く豆まきです。
お客様は、どなたかを鬼に見立ててお豆も投げられたり、
お部屋の天井に向かって投げられたりと、みなさま子供のように楽しまれていました。
昔から、節分は立春(お正月)の前日ですから大晦日で、
新しい一年を迎える前の厄よけとして豆まきをしてきたそうです。
「鬼は外・・・・」香楽もお客様もしっかりと「厄払い」できているといいのですが。。。
そして2月4日は立春。
香楽の今のお献立では、最初のお向付に「立春大吉」のお札と柊がついています。
お客様から、どうして「立春大吉」なの?と質問をいただくのですが、
みなさまはご存じですか?
立春の早朝に禅寺では厄除けのために門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があり、
この文字は、縦書きにすると左右対称となり一年間災難にあわないというおまじないだそうです。
日本料理は、食材だけでなく、器からも季節感を味わうものです。
そして、色とりどりの器や盛りつけ、あしらいなど、目で楽しんでいただけます。
香楽では、節分前後にはこうして「立春大吉」をかかげて、
少し早い暦の上での春の訪れを感じていただくとともに、
禅寺の慣習にのっとり、お客様が一年間災難に遭われることなくお過ごしになれますように・・
という願いをこめています。
ほんの小さなことですが、器にもお飾りにも季節感そして意味があり、
ささやかながら、私どもの思いもこもっています。
次回、お食事にお出かけになられます折には、
そのような角度からも目で楽しんでいただき、
お食事をお楽しみくださいませね。
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