名古屋市東区主税町の料亭香楽をご案内します
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今朝は少し冷え込みましたね。
私は、早起きしてAカントリーに行って参りました。
12月だけど・・・せっかくお誘いいただいたし、
なかなか伺えない名門コースでのせっかくの機会だしと、
女将さんのブーイングにも負けず?出かけました。
お天気にもパートナーにも恵まれましたが、
腕はついていかず・・・Stressfulなゴルフとなりました。
やっぱり、罰があたったのでしょうか(苦笑)
また、温かくなったらしっかりと練習して、
出直そうっと、リベンジを誓った、今日の芝刈りでした。
リーデル社は、創業250周年をむかえたオーストリアのお会社です。
リーデル社は世界中のワインをテースティングし、それぞれの葡萄品種が持つ個性を引き出し、正確にそのすばらしさを伝えるためにグラスをデザインされています。
今回は、そのリーデル社より10代目のゲオルグ・J・リーデル氏が来日され、ワイングラスについてお話をしてくださいました。
ご用意されたのは、「リーデル・ヴィノムXL」というシリーズの,
カベルネ・ソーヴィニョン、ピノノワール、モンラッシェ(シャルドネ)、そしてリースリング、グラスの4種類でした。
リーデル氏によりますと、
一般的に辛口と云われるワインには必ず4つのエレメンツが含まれている。
①Sweetness 甘み(辛口ワインにおける甘み・糖度)
②Acidity 酸味 (フルーツ・ぶどう本来より出てくる酸味)
③Minerality ミネラル感 (ぶどうの育った土壌よりくる、白はミネラル感。 赤はタンニン)
④Bitter 苦み
そして、良いワイングラスというのは・・・・
この4つのエレメンツがバランスよくハーモニーし味わえるようにデザインされたワイングラスだそうです。
セミナーでは、リースリングをリースリンググラスでテースティングし、
その後シャルドネグラスに入れ替えてテースティングしたり、
ピノノワールを、リースリンググラスやカベルネグラスでテースティングしたりと、
かなり実験的に、グラスとワインの関係を学んでいきました。
半信半疑で、ワインを入れ替えてテースティングしていきましたが、
たしかにBestなワイングラスでないと、香りのたちかたも違いますし、
お味も酸味が強調されたり、苦みが残ったりと、タンニンばかり感じたりと、
とてもユニークな結果に、驚かされました。
リーデル氏によると、ワインが舌のどの部分に最初に触れるかということが、
ワインの味わいを大きく変えてしまうそうです。
若い白ワインなどは、ワインを舌の先にあたるようなグラスがおすすめだそうです。
そのほうが酸味を感じにくいからとか。
また、ボルドーなどの年代物、古酒のようなワインは、大きなグラスよりも、
かえって小さめのグラスのほうが向いているそうです。
ブルゴーニュの赤の古酒に関しては、ブルゴーニュグラス以外にする必要はないとおしゃっていました。
ワインが舌のどの部分にあたるかなんて、深く追求したのは初めてでしたし、グラスとワインの知識もたくさん教えていただけ、とてもお勉強になるセミナーでした。
いつか機会があったら、ハンドメイドで作られるワイン工場の見学に行ってみたいなと思いました。
しかし・・・これでまた様々なグラスをそろえないといけなくなりました(笑)
素敵なデキャンタも、ありましたし・・・・
最後に、リーデル氏のお話の中で一番こころに残っておりますのが・・・
「グラスでは、そのワインの持つクオリティーをかえること(クオリティーを上げること)はできません。
でも、そのワインの持つ最大限の魅力を引き出してあげることはできます。」という、お言葉でした。
つまり、魅力を最大限、もっているものを最大限引き出してあげられるかどうかは、グラス次第。
なんだか、人にも通じますね。
師走のあわただしさでなにかと殺気立つ日々ですが、
私も良いグラスになれるように・・・・・頑張ってみます!
と、その前に、今夜はいただいたワイングラスで芝刈りの反省会でもいたします(笑)
いただきまーす♪
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