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名古屋市東区主税町の料亭香楽をご案内します









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早いもので9月も20日を過ぎました。

朝晩は涼しくなり秋めいてきましたが、
日中はまだむし暑い日がつづきますね。
みなさまにはいかがお過ごしでしょうか?

秋といえば・・・「食欲の秋!」なのですが、
今回は、「芸術の秋!」のお話です。



先日、「茶の湯の文明開化~茶人玄々斎の生涯と奥殿松平家~」展を鑑賞してまいりました。


会場は岡崎市美術博物館。

f2406783.jpeg



別名マインドスケープ・ミュージアムと呼ばれますこの美術博物館は、岡崎市の岡崎中央総合公園の中にあります。


モダンな建物ですよね。

















私は今回初めてこちらに伺いましたが、
ガラス張りのエントランスは吹き抜けのアトリウムになっており、とても明るい空間が広がっていました。

また、 エントランス前の広場からは、岡崎市街が一望でき、素晴らしい眺めでした。

きっと、桜の季節はもっと綺麗なことでしょうね。



6695dc05.jpeg
と、眺めを楽しんだあとは、
いよいよ展覧会です。
























「茶人 玄々斎(げんげんさい)」とは・・・・

茶道の三千家の一つであります裏千家の11代目のお家元です。
1810年に三河の奥殿松平家に生まれ、今年で生誕200年にあたります。
当時、跡取りのいなかった裏千家10代家元認得斎の養子となり、11代目の家元に。
幕末から明治にかけて、茶道を通じて、日本文化の復興にご尽力され数多くの功績を残されました。

特に、立礼(りゅうれい)式のお手前を考案された方ということでも有名です。
→外国の方々や正座が困難な方々が茶道をお楽しみになる時、お座敷で正座することなくおイスのお席で楽しんでいただけるように、お手前をする亭主側もおイスに座りお客様と同じ目線でお茶を点てられるよう考案されたお手前です。  立礼用専用のお手前台やおイスのセットが作られています。


さて、会場には、京都・裏千家所蔵の玄々斎ゆかりの名品の数々が展示されていました。
お軸、花入れ、お茶入れ、釜、茶杓、お茶碗、香炉など、
千家十職といわれる各家で作られた名品の数々を見ることができました。

と、同時に、学芸員の方より、玄々斎を通じ「幕末・明治での茶の湯の文化」のお話をうかがうことができました。

玄々斎は、明治維新後のその時代、イスを用いたこの立礼式のお手前の考案により、伝統を重んじる日本文化の開放性と適応性を内外にアピールしたそうです。 
また、それと同時に、古来の文物を研究保存することの重要性を説き、茶道の精神と意義を「茶道の源意」と題して、明治政府に建白されたそうです。

『玄々斎 = 立礼 と つる首の花かご』 のイメージをもっていた無知な私でしたが、
今回の展示を通じ、 様々な角度から、「玄々斎の茶の湯」を学ぶことができ、また、今テレビでも話題の幕末・明治維新の時代の茶道を知ることができ、 実り多き秋の一日になりました♪

 
何を隠そう、裏千家のお茶をお稽古している私。
「立礼って、お手前やりずらいな・・・」なんて、思っておりましたが、
考案のうらには、こんなにも色々なストーリーがあったなんて・・・・

これからも、「わび・さび」に少しでも近づけるように、一層お稽古に精進しようと思いました。。。
(先生が見ていたら困っちゃいますが・・・・笑)


「茶の湯の文明開化」展は、11月7日(日曜日)まで岡崎市美術博物館で開催されています。
茶道に興味のあるかたも、ない方も、公園もとっても素敵なので、秋の行楽もかねて、ぜひおでかけくださいね。




 

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