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名古屋市東区主税町の料亭香楽をご案内します









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みなさま、お変わりなくお過ごしですか?

このとこ、急に冷え込みがきびしくなり、冬本番のお天気ですが、
お風邪などひかれていませんか?

香楽では、身も心もあたたまっていただけるよう、
皆様のお越しをお待ちしております。
是非、暖まりにいらしてくださいね♪



さて、秋もふかまった先日、香楽で秋のワイン会を開きました。
名付けて・・・『錦秋のうたげ』

今回は、定員をもうけた比較的小規模なワイン会のため、
ワインがお好きなお客様を中心にお声をかけさせていただきました。
お忙しい時期にもかかわらず10名強のお客様にご参加いただくことができました。
ありがとうございました。


今回のテーマは、香楽の秋のお懐石コースに、ワインを合わせてお楽しみいただく、というもの。。。


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ワインに関しては、山田晃通さん(シニアソムリエ・ワイン&ダイニング アーベントオーナー)をお迎えし、アドバイスと多大なるご協力をいただきながら、ご一緒に選ばさせていただきました。


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とはいえ・・・ 

開けてみるとボトル差を感じたり、(ワインはどうしてもボトル差がでる場合がありますね)
続けて飲んでいくと、味が重なる印象があるワインがでてきてしまったりと、 反省点も多々。。。

皆様のお好み・ご嗜好もあるので、この御料理には、絶対にこのワイン!と、
言い切るのもむづかしいな。。。と、元気なノムリエも少々弱気にもなりました(苦笑)

また、ワインの変化に合わせて、御料理を合わせて楽しむということも考慮してのサービスのタイミングなど、通常にワインをお出しするのとは違うむづかしさもございました。

と、私は反省しかりでしたが、山田さんのお話は大変興味深く、
皆様もお楽しみいただけたようでした。

ワインのお話をさせる時の切り口が独特の山田さん。
さすがに、様々な方々とお仕事をされ、色々なご経験を積んでいらっしゃるので、いかなるご質問にも、個性的な切り口で、的確にお答えくださいます。 
ワインや葡萄のお話から歴史のお話、あっという間のお時間でした。

ゲストの皆様は初対面の方々ばかりでしたが、ワインのお話や、
思わぬお知り合いでつながっていたお話など、世代も、性別も、お仕事もこえ、
楽しくご交流いただけたようで安堵いたしました。


これからは定期的にやりましょう!という、温かいお言葉をたくさん頂戴し、調子にのりやすいワタクシは来年早々にまた、ワイン会を行うことといたしました。

今回の反省点もふまえ・・・よりパワーアップしたワイン会にしたいと、
今から気合いがはいっています!!


ご興味のある方は、お気軽におたずねくださいませね~♪





 
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勝沼への大人の遠足も、終盤にさしかかり、
いよいよメインイベント「ザ・試飲!」のお時間が近づいてまいりました。

が、その前に・・・有賀社長様よりたっぷり1時間半のご講義をいただきました。

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今から、約1300年前、ぶどう・甲州は、718年に行基と共に勝沼にやってきたそうです。
盆地である勝沼は、傾斜地帯が多いため水はけがよく、
また、日照時間が日本一長く、日中と夜の気温差が大きいため、
ぶどうの栽培に適していました。

と、言ってもメインは、食用のぶどうで、ワイン用の葡萄については、まだまだ歴史が浅いそうです。勝沼のぶどうの歴史は、1300年ですが、 ワインの歴史は130年だそうです。

そして、この勝沼醸造さんは、1937年創業されました。
(くわしい、勝沼醸造さんの歴史・ご紹介については、HPをご覧くださいね↓)
http://www.katsunuma-winery.com

社長さまは、ワイン造りとは、『人と自然のかかわり』、
その土地の風土にむかって挑戦することだとおっしゃいました。
「たとえ一樽でも最高のものを!」 という、創業以来変わらぬテーマのもと、
勝沼の風土に立ち向かい、世界に通じる高品質なワイン作りに挑戦しつづけられています。

ものづくりというのは、やはり作り手さんの熱い思いや気持ちが、商品と一緒に伝わるものなんだな~と、実感いたしました。  我々は、その熱い思いをしっかりと受け取って、お客様へお伝えるしていくこと。
それがサービスなのではないかな?と、、、 
ワインを一本おすすめするということは、そういうことなのでは、と、思いました。


さて、講義の後は・・・・ 裏の畑の見学です。
こちらにも、ぶどうが栽培されていました。

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棚ではないのがおわかりですか?










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カベルネソービニョンです。

もちろん、ここでも・・・

一粒いただきました。
意外に・・・渋みが・・・






さーーーー、夕暮れ時の勝沼で、始まりました! 「ザ・試飲!」

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まずは、水平から・・・・










アルガブランカ・クラレーゼ、 イセハラ、 ピッパ、 羊新田、
アルガーノ・ボシケ、 アルガーノ・ヴェント、 勝沼 甲州樽発酵、
御坂 甲州樽発酵・・・・・

たくさん、たくさん、試飲させていただきました(笑)

それぞれに、美味しさのあるワインばかりでした。

実は、色々とご説明くださったのですが、
なぜか??試飲会の際には、メモの取りが悪く、、
詳しくコメントができません。
悪しからずご了承くださいませ(笑)


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畑を見学してきた
ISEHARA と 
YOHSHINDEN












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社長様です。

















以上のように、勝沼への大人の遠足は、とても勉強になった一日でございました。


最後になりましたが、勝沼醸造の有賀社長さま、志村部長さま、
色々と教えてきただき、ありがとうございました。
お約束のワイン会、 ぜひ、来年には実現させましょうね♪

そして、今回の遠足にお誘い下さったT酒店のU田さん、
ドライブお疲れさまでございました。
おかげさまで、実り多き、秋の一日をすごさせていただきました★
ありがとうございました。
心より、御礼申し上げます。


なお、香楽では、アルガブランカ・クラレーゼ、ISEHARA,ピッパをご用意しております。
ご興味のあるお客様は、ぜひおたずねくださいませ♪
日本食に合いますよ~ ★ 














と、ワインの畑、テロワール、そして醸造についてのお勉強をたっぷりとした後は・・・


お待ちかねのランチタイムです!

レストラン 『風』
内装は、まるで教会のような素敵な建物です。

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そして、窓からのこの眺め!!
勝沼の街が一望できます。

ちなみに、、勝沼ではだいたい標高600メートルくらいまで葡萄畑が広がっているそうです。
そして・・・なんと、山梨は、日本で一番日照時間が長いそうです!!

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まずは、泡から・・・(写真がなくてすみません。。)
アルガブランカ・ブリリャンテ です。
甲州で造られたスパークリングです。
甲州は、元々糖度の低い葡萄のため、スパークリングに向いているそうです。
たしかに、キリっとしていました。

つづいては、アルガブランカ・クラレーゼ `10 です。(これも写真がなくてすみません。)
テーマは、「食に合うワイン」
たしかに、、ワインのみでいただくよりも、
お食事と合わせることにより、ワインの旨味がます、そんなワインです。

前菜、スープ、の後は、メインです!

本日は、ローストビーフ!
甲州牛だそうです。

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シェフが自ら切り分けてくださいました。












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じゃじゃーーーん!











本日は、ワインとの相性を考え、本わさびをたっぷりとつけてお醤油でいただきます。

合わせるワインは、  アルガブランカ・ピッパ`07

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たまり醤油の甘さと、わさびのピリ感に加えたお肉が、
このワインと相性抜群!! 
まさに、マリアージュ。。。

ただ、、甘みの強いお醤油ではなく、普通のお醤油だとどうなるのかな~?
今度、試してみようと思います(笑)

デザートまでしっかりといただいて・・・・ 


遠足は、まだまだ続きます。

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勝沼トンネルワインカーブに来ました。











ここは、元々は電車の通るトンネルだったそうです。現在は別のトンネルができ、使われなくなったため、ワインノカーヴとして使用しているそうです。

山の中であること。 れんが造りであること。 湿度、気温とも、夏も冬も一定で、ワインを保管しておくには絶好の自然のセラーです。

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現在は、一般の方々の利用できる手前のセラーは、順番待ちだそうです。

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それは、それは、素晴らしいワインが並んでおり、何時間みていていも飽きない感じでしたよ(笑)


















と、勝沼そして近郊をあちこちを廻ってまいりましたが、
いよいよ、勝沼醸造さん本社へやってまいりました。

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ワインというより日本酒のイメージですよね。









ワインを醸して70年以上の歴史があります。

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まずは、有賀社長さまより、「ワイン101」 
スライドを見ながら、本格的に日本ワイン、勝沼のワインの講義です。

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講義の内容は・・・・・また次回。


「その3」 へ・・・・・






少し前になりますが、大人の遠足に行ってきました♪

集合は・・・いや出発は午前6時。 
眠い目をこすりながら・・・・バスに揺られること3時間少々、
山梨県は、勝沼へ到着いたしました。

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(←途中、PAで見つけた魅力的な看板。 早朝すぎてまだ開店していませんでした 笑)










さて、到着後、まずは、勝沼醸造さん誇るアルガブランカ ISEHARAの畑へ・・・

伊勢原とは地区(小字名)だそうで、この伊勢原の単一畑から収穫された葡萄のみを原料として醸造したワインが アルガブランカ ISEHARAです。 

ちなみに、その日は、インディアンサマーのような秋晴れで、絶好の遠足日和でした。
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ご親切に色々とご説明くださるのは、勝沼醸造 営業部長の 志村さんです。










残念ながら、ISEHARAの畑の葡萄はすでに収穫が終わっていました。
でも、少しだけ残った葡萄の房より一粒、二粒、ISEHARAの畑の甲州をいただきました。
意外に甘みがあり、びっくりしました。

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葡萄畑の土壌はワインの味に大きな影響を与えます。 


石がごろごろと多いです。
川が近くにあるようです。












このような土壌では、石がごろごろとあるため、根が横に伸びることができません。
従って根が下へ伸びていきます。
また、水はけが良い土壌では、水分や養分が地表より奥の奥の奥まで入っていきます。
下まで伸びた根は、この水分や養分を吸っていきます。

すなわち、このISEHARAの畑は、とても善いテロワールなのです。

と、志村さんからの畑のご説明につづいて、
アルガブランカ・ISEHARAの醸造所へ。

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(余談ですが、元々はアサヒビールワイナリーさんの工場だったそうです。)


すでに収穫された甲州は、こちらの工場でワインへと・・・

造り方は、長くなりますので、ここでは割愛いたしますね★

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↑発酵前の甲州ぶどうジュース ↑発酵途中の甲州

酵母を加えたことにより、葡萄の糖分とむすびつき、発酵がおこります。
発酵途中は、色も少々にごっているのがわかりますか?
お味ももちろん・・・・
発酵は、5ヶ月半~6ヶ月くらいかけて行います。
その後、半年くらいねかして、2011 アルガブランカISEHARAの誕生です!

ちなみに、こちらの工場は、シュール・リー(ワインと澱とゆっくりとかくはんすることによって接触させる醸造方法)によって造られています。



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こちらは、フレンチオークの樽でただいま発酵中


中からポコン・ポコンって音がします。












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↑ ポコポコ 我が出ているのが、わかりますか???



と、ワイン醸造のお勉強の後は・・・・

またまた、畑の見学でした。

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こちらは、羊新田(ようしんでん)という畑です。
先ほどの、伊勢原よりも標高が高いため、収穫は10月下旬からしか始まらないそうです。

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甲州がいっぱい!

一房、一房、帽子をかぶっています。








もちろん、ここでも・・・・・

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一粒、いただきま~す♪










後ほど、試飲させていただきましたが、 
羊新田の甲州と伊勢原の甲州、 
お味が本当に違いました。 

同じ葡萄でも、土壌、標高、日照条件、葡萄の育つ環境によってかわる・・・
これが、ワインの魅力のひとつでもあるのでしょうね。


「その2」へつづく・・・・・







先日、美味しいワインをいただく機会に恵まれ、
とても幸せなお時間を過ごさせいただきました。


ある方々のコレクションの中から特別にセレクトしていただいたワインです。

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熟成したロゼのシャンパーニュから始まり・・・
バタールモンラッシェ、 そしてDRCの年と言われるエシュゾー、
最後は、5大シャトーのムートンをいただきました。

もちろん、お料理はワインに合わせて・・・

ご一緒したシニアソムリエさんと共に、
ワインとお料理のマリアージュにとろけそうになりました。


このように美味なお時間を過ごさせていただくと、
「明日からまたがんばろー!」ってすごい力がわいてきます。
(ただの飲んべえ食いしん坊のノムリエ??笑)


Powerをチャージさせていただいた後は・・・

香楽でもお客様にそんな気持ちになっていただけるよう
一生精進しなければと、 気持ち新たに思った夜でした♪


頑張ろう! ノムリエ! 
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